おじいちゃんへ



 父(おじいちゃん)への手紙。我が子が書いたものです。病院にいる父へ、心からのメッセージです。今は読んでもらえないけど、でも心には伝わっているよね。


 私も、事あるごとに、父や母から手紙をもらってきました。ケンカをしている最中は、二階に上がる階段に置かれていたこともあります。ちょっと、怖いよね💦 面と向かって話しても、聞く耳を持とうとしない私のことをよく分かってのことだったんだな、と今は感じます。

 

 書いてあることは同じです。いつも祈っています という言葉でした。私の素行が崩れてくると、祈っています あなた自身も祈りなさい というメッセージを書いた手紙が届きました。


 今の時代は、『書く』という文化が薄れてしまいました。でも、新しい文化も否定はできないですね。旧いものにも、新しいものにも、それぞれの良さがありますものね。

 

 子どもの手紙を読みながら、微笑んでいる父の姿が浮かんできます。怠け者クリスチャンの私の願いは、なかなか聞き入れていただけないと思いますが、心の底から祈ります。どうぞ、この手紙を父が読むことができますように。。。